注文住宅に必要な経費や住宅ローンを契約する上での流れを知りたい方はいらっしゃいませんか。
注文住宅の新築というのは一生に一度あるかないかの行為ですから、事前に全体像を把握しておくことが大切です。
ここでは、住宅ローンを契約する上での流れや必要経費について解説します。

 □注文住宅の新築時にかかるお金とは

注文住宅の新築時にかかるお金は土地や建物にかかるお金だけではありません。
多くの人は建物の本体工事費に目を取られてしまいがちです。
しかし、付帯工事費用やローンの手数料など、注文住宅の新築時には様々な種類の出費があります。

建物の本体工事費には家の駐車場や庭を工事するための費用が含まれていません。
水道やガスなどのインフラ部分に関する工事や、照明やカーテンを取り付ける工事などは付帯工事である場合が多いです。

火災保険料や登記費用、印紙税などは諸費用としてカウントされます。
家づくりにおいて見落としがちな、家具や家電製品の追加購入費も計上すると、当初の予算をオーバーするケースもあります。
このように、見積もりを出した後に「想像よりも費用が多かった」という印象を抱かれる方もいらっしゃるのが現状です。
そのため、資金計画が甘くなってしまっていないか今一度ご確認ください。

 □住宅ローンの流れについて

続いて、住宅ローンを契約する流れを6段階で確認します。

 1つ目は、どんな家を建てるのかというイメージを膨らませ、大まかな予算を決定します。
将来的な子どもの人数は増えるのか、どのような生活をしたいのかなどを家族で話し合って決めましょう。

 そして自分たちのニーズを満たしてくれる家を建てるにはどれくらいの予算がかかるのかというのを逆算します。
注文住宅を新築する上で、家本体の工事費用はもちろん、不動産の登記手続きにかかる費用や家具の費用なども計算に入れておく必要があります。

 2つ目は、土地探しです。
土地が決まらないことには、家の面積を確定させられません。
間取りの決定や見積もりを行う前に土地を決めましょう。

 3つ目は、間取りの決定と見積もりの算出です。
1段階目のイメージに合致するような間取りを基に、予算に収まるような形で変更を加えます。
たとえば耐震性を重視するのか、ベランダのデザインを重視するのかなどによって見積り金額は変わります。
また、この段階で住宅ローンの事前審査を行います。

 4つ目は、工事請負契約です。
工事請負契約を結ぶ際には請負金額の5~10%程度の手付金が必要です。

 5つ目は、より詳細な打ち合わせを行います。
地盤を調査したり、金融機関に対してローンの本審査の手続きを行います。

 6つ目でようやく着工となります。
工事の前に地鎮祭を行うかどうか等によってスケジュールは前後しますが、工事が終わるまでは4ヶ月から6ヶ月ほどかかります。
その後、工事が終了すれば、審査機関による完了検査を受けます。

 □まとめ

 注文住宅に必要な経費や住宅ローンを契約する上での流れをご説明しました。
注文住宅の建築にかかるお金を洗い出し、住宅の引き渡しまでの流れを把握しておくだけでも安心できると思います。
浜松で注文住宅をお考えの方は是非参考にしてみてください。