注文住宅の新築時に住宅ローンの利用を検討されている方はいらっしゃいませんか。
今回は、住宅ローンの本審査と仮審査の違いについてと、審査で考慮される項目をお伝えします。
住宅ローンの利用をお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

□本審査と仮審査の違いについて

住宅ローンの審査をする際は、「仮審査」と「本審査」という、2段階で行われるのが一般的です。
仮審査は、簡易的な審査になっており、多くの書類を必要とせず希望の融資が可能なのか確認するものになっています。
仮審査は、一般的に2日から1週間程度で結果が出ます。
所得証明書類、本人確認書類、借入予定金額が必要とされます。

一方で、本審査は詳細な建築プランが確定し、工事請負契約を結んだら行うものになっています。
銀行によっては、仮審査なく本審査が行われる場合もあります。
本審査は、一般的に1週間から2週間程度くらいかかる場合が多いですが、時には3週間程度かかる場合もあります。

個人事業主の方や、借入希望額が高すぎたりすると審査期間が長くなりやすいです。
本審査では、仮審査で必要になる書類の他に、工事請負契約書、住民票、印鑑証明書、健康保険証などが必要になります。

□審査に通らない理由と対策方法について

ローン審査を通過するためには、事前に審査に落ちてしまう理由と対策方法を知っておくと良いです。
通らない理由としてよく挙げられる4つの理由とその対策方法について解説します。

1つ目は、年齢・雇用形態・勤続年数の条件を満たさないことです。
住宅ローンを組む際に、借入時と完済時の条件が定められている場合があります。
その条件を満たしておらず、審査に落ちてしまったという事例は多いです。
ローンを組む前に、事前に条件について確認しておくことで対処できます。

2つ目は、返済負担率が高すぎることです。
こちらも、金融機関が30~35パーセント程度の基準を設けており、それを超えると審査に落ちてしまいやすくなります。
基準内で考えることが重要です。

3つ目は、滞納履歴があることです。
税金やオートローンなどで滞納した履歴があると、個人信用情報で問題ありと判断される事があり、審査を通過するのは難しいです。

4つ目は、健康状態に不安があることです。
持病などがあると、審査を通過しにくくなる場合があります。
団信に加入したり、加入しなくても利用できるローンを選定することで対応できます。

□まとめ

今回は、住宅ローンについて詳しくお伝えしました。
注文住宅を建てたいけれどローン審査が通るか心配という方は、まずは事前審査をしてみると良いでしょう。
浜松で注文住宅をお考えの方は是非参考にしてみてください。