浜松周辺で注文住宅をお考えの方はいらっしゃいませんか。
注文住宅の新築には建築費や土地代だけでなく、さまざまな諸費用が必要となります。
今回は、注文住宅を新築する際の諸費用について詳しく紹介いたします。

□注文住宅の新築時に必要となる諸費用をご紹介!

ここでは、土地の購入時、建物の建築時、住宅ローン契約時、その他に分けて諸費用の内訳を紹介していきます。

まずは、土地購入時にかかる諸費用です。
土地購入時には、次の費用がかかります。

・仲介手数料
・土地の所有者移転登記に必要な登録免許税
・固定資産税、都市計画税
・印紙税

登記費用や固定資産税・都市計画税、印紙税の軽減措置は、適用期間が決まっているため確認しておきましょう。
最新の情報は、国税庁のホームページにてご確認いただけます。
土地に古家が残っていると解体費用がかかる場合がありますので確認しておきましょう。

続いて、建物の建築時にかかる諸費用です。
建物の建築時にかかる費用は以下の通りです。

・上下水道ガス引き込み費用
・印紙税
・建物の所有権登記に必要な登録免許税
・水道加入金

印紙税、登記費用は必ず必要な費用です。
その他、地盤調査の結果、地盤改良が必要とされた場合の地盤改良工事費、工事に先立って行う地鎮祭や棟上げの際に行う上棟式にも費用がかかります。

さらに、住宅ローン契約時にかかる諸費用もあります。

・保証会社に支払う保証料
・抵当権設定登記に必要な費用

これらの諸費用は、現金での支払いとなるものが多いです。
そのため、注文住宅の新築にかかる費用の1割ほどは、自己資金として事前に用意しておいた方が良いでしょう。
その他にかかる諸費用として、引越し費用や家具・家電の購入費用、火災保険加入料があります。

□諸費用の内訳で理解しておきたいポイント

ここからは、諸費用の内訳について理解しておきたいポイントを絞って紹介します。

1つ目は、印紙税についてです。
印紙税とは、契約書に貼る印紙の費用です。
決められた額の印紙を貼ることで納税します。
土地の「売買契約書」、建物の「工事請負契約書」、借入融資先との「金銭消費貸借契約書」の3つそれぞれに異なる印紙税がかかります。

2つ目は、登録免許税です。
登録免許税は、所有権などの権利関係を登記するためにかかる税金です。
住宅ローンを利用する際には、抵当権の設定登記も必要になります。
これらの登記をする際には、登録免許税という税金を納めます。

登録免許税額は固定資産税評価額をもとに算出されます。
司法書士に登記を依頼する場合には、司法書士に支払う報酬についても考慮に入れておく必要があります。

3つ目は、不動産取得税です。
不動産を取得した際にも税金がかかります。
注文住宅の場合は、土地を購入した時に必要となる費用です。
これも、固定資産税評価額をもとに算出されます。

4つ目は、固定資産税です。
土地や家屋を所有している人は固定資産税の納税義務が課せられます。
こちらも、固定資産税評価額をもとに算出されます。

□まとめ

今回は、住宅を新築する際にかかる諸費用について解説しました。
土地代や建築費だけを考慮して資金計画を立てると、総合的にみたときに予算オーバーになってしまう可能性が高いです。
そのため、ご紹介した諸費用もすべて考慮に入れて、自己資金をどれだけ貯めなければならないのか計画しましょう。
浜松周辺で注文住宅をお考えの方は是非参考にしてみてください。