測量図から分かること
2025.01.23
プロのお仕事
たい焼きは頭から食べる?しっぽから食べる?私はお腹から食べます。だってあんこが一番多いところだから。
こんにちは、設計の森です。
建築計画する上で欠かせないもののひとつが測量図ですが、これは土地家屋調査士などのプロの方が作成したもので、敷地の形や面積が分かるとても重要なものです。
(これは過去に販売した物件の物です)
求積表は敷地面積を算出しているものですが、なにやらいっぱい数字が書いてありますね。なぜこれで面積が分かるのでしょう?
Xn、Ynは座標値で、敷地の角といったポイントの位置を表します。昨年12月の『チコちゃんに叱られる』で『日本の国土の面積ってどうやって計算するの?』の解説でありましたが、土地の形に点を打った多角形を台形に分割して面積を出しています。
これがその計算式です。
専門家にお任せで私も詳しくはよく分かりませんが、CAD(コンピュータ支援設計ソフト)を使って座標値を入力するとポンっと敷地の形を描くことができます。
ちなみに、この座標は国際的に定められた基準を基にしているので、国土地理院の測量計算サイトを使って緯度・経度への換算をするとその場所が特定できます。
先程の測量図の中の“K1”というポイントの座標値を入力してみると、緯度・経度から地図上に位置が示されています。
計算結果の中に“真北方向角”というものがありますが、これについてはまた次の機会に・・・