年末年始の休みもあっという間に過ぎてしまいました。今年は興味のあったジャズを聞いて、自分の時間をオシャレに過ごせたらいいなと思っています。

こんにちは、設計の中山です。

浜松市中区T邸の現場は、前回ブログでお伝えした上棟から作業が進みました。新年ですが、本日は昨年の年末までにどのくらい作業が進んだかをお伝えしたいと思います。

耐震性能に大きく影響する面材耐力壁は(上棟時に既に施工されていましたが)ダイライトを採用しています。高強度、優れた透湿性など多彩な特徴を備えています。燃えにくい無機質素材なので、近隣からの類焼(もらい火)・延焼を防ぐなど防耐火性能にも優れています。

筋かい耐力壁は専用の補強金物で固定。中間検査でも審査の対象になります。

下の写真は中間検査時の様子

2階の小屋部分を見上げると、何かはめ込まれているのがお分かりでしょうか?

もっとアップにしたものが、こちらです。これは通気スペーサーと言います。

この上に断熱材を吹きますが、これで屋根部分の通気を確保します。空気を流し、湿気による躯体や断熱材の急激な劣化を起こさない役割があります。

ベランダの床ですが、防水工事の過程で下地にモルタル施工をします。
ここにベランダに出る為のサッシが付きます。

住宅瑕疵担保責任保険の設計基準で雨水の跳ねや吹き上がりによる侵入防止かつ、シーリング等の施工スペース確保のために開口部下端は120㎜以上とすることが決められています。防水層の立上り確認OK!

下の写真はモルタル施工の様子です。

次回は新年からの様子をお伝えしていきたいと思います。