PCB廃棄処分って何?@中部電気保安協会
2022.01.21
キュービクルにPCBが入っているかの調査を行いました。
五十里です。
コロナ感染が爆発的に広がっていますね!第6波の勢いがすごすぎる。
社員一同感染防止対策を万全にして業務にあたっております。
さて、中部電気保安協会より会社敷地内にあるキュービクル(高圧受電設備)の中に低濃度ではあると思うがPCBが入っていると思われるという事は前々から聞いてはいたのですが・・・
低濃度のPCB処分は2027年(令和9年)3月31日までとまだ時期があるなと思っていたところ、『高濃度PCBの処分時期は今年の3月31日まで、万が一高濃度ではいけないので調査してはどうか?』という提案をいただき定期点検に合わせて調査してもらう事にしました。(でも、もう少し早くに検査の提案がほしかったなぁ・・・)
ここで質問、皆さんPCBって何か知ってますか?
PCBとはPoly Chlorinated Biphenyl(ポリ塩化ビフェニル)の略称です。・・・あまり聞いたことはないですよね。
水に溶けにくく、沸点が高い、熱で分解しにくい、不燃性、電気絶縁性が高いなど、化学的にも安定な性質を有することから、電気機器の絶縁油、熱交換器の熱媒体、ノンカーボン紙など様々な用途で利用されてきましたが、人体への悪影響が明らかになったため、現在では新たな製造が禁止されているものです。
PCBは、絶縁性、不燃性などの特性によりトランス、コンデンサといった電気機器をはじめ幅広い用途に使用されていましたが、その毒性が社会問題化し、日本では1972年以降製造が行われていません。
ですからそれ以前に造られたキュービクル(高圧受電設備)などの設備を調査し、高濃度・低濃度の判定を行い適切な廃棄処分をするように環境省が進めています。
↓調査の様子です。
検査結果は数日後という事でした。
環境省で定められた適切な方法で廃棄処理をしていきます。
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