梅雨時の匂い対策・排水編@浜松市南区工務店
2022.06.18
封水って何?
こんにちは、総務の高塚です。
梅雨ってこんなに寒かった?という走り出しですが、これからは蒸し暑くなる予報が出ていますのでムシムシ、ジメジメ、といった梅雨特有の感覚になってくるんでしょうね。
この頃は、洗濯物のイヤーな匂い対策、という事をよく見たり聞いたりします。
昔に比べると、匂いに敏感になっているように思います。いい匂いの洗剤も増えました。
住宅の匂いで一番気になるのは排水口からの匂いではないでしょうか。
ただでさえ雨続きの時に排水口から下水のような匂いがしたら、気分も晴れないですよね。
水を使えば、必ず排水口から下水へ流れている訳で、管でつながっています。
普段、下水のような匂いがしないのは排水管に排水トラップ(S字型になっていたりするところ)と呼ばれる部分が設けられていて、水がたまるようになっています。
その部分に水の層(封水と言います。)がある事で蓋の役割となって、匂いや虫が侵入してこない仕組みとなっています。
ところが、夏の暑い日が続いた時やしばらく使用しなかったりした場合には、この封水が蒸発して役割を果たさなくなってしまうので、嫌な匂いがしてしまうのです。
そうならないように、あまり使わない場所には定期的に水を流すことが必要です。
他にも、髪の毛や汚れが原因の場合もありますから、快適に過ごす為にも掃除をマメにする事が重要です。
色々な対策をしても異臭がする、という場合には排水管の不具合などが原因の場合もあります。その時には業者さんにお願いして点検する事をオススメします。
この頃は玄関先に手洗いを設ける事も多いです。せっかくのオシャレな手洗いが台無しにならないよう、しっかりと対策して快適に過ごしましょう。