こんにちは

工事の細田です

 

すでに家を建てた方はよくご存じかと思います

上棟当日の作業ってすごい早さで進み、あっという間に家の形が出来ていく感じではありませんでしたか

これは大工さんの手際の良さも大切なのですがもう一つ、事前に行なわれてくるプレカットがもっと重要なポイントなのです

 

プレカットとはプレ(あらかじめ)カット(刻む)ということなのですが、これは図面に基づき柱や梁や屋根組み等々を事前にカットしておき、上棟当日に組み上げていく材料を作っておくという事です

ここで作っておいた製品に間違いがあると上棟は成立しません

つまりプレカット材と大工さんの腕が絡み合って初めて上棟がスムーズに進められるという事になります

 

プレカットするためには構造材の寸法や梁や屋根の組み方、通す方向や床下地の貼り方などを決めていきます

打合せと確認がとても大切で、もう何度も何度も質疑、回答、質疑、回答、チェックバック、チェックバック…と繰り返し行ない決定していきます

 

 

そんな下準備を経て上棟当日を迎えているというわけなのです

 

上棟日の監督って眺めているだけの感じがするかもしれませんが、本当は打ち合わせた製品に不具合が無いか緊張して見守っているのです

うまくいくのが当たり前、でもドキドキして見ている

そんな感じです

 

監督ってどんな事をしているのだろうと思う事もあるかもしれませんが、一つの作業としてこんな事を行なっているんだなと知っていただけたらと思います!