こんにちは、設計の中山です。

3月13日から新型コロナウイルス感染症対策のマスク着用ルールが「個人の判断に委ねることを基本とする事」に変わりました。最初はマスクによる肌荒れに悩まされましたが、不思議と肌も段々慣れてきて・・・。今度は外すことに少々抵抗がありますが、皆さんはいかがですか?

浜松市浜北区M邸は内装工事中、アクセント壁として人気のコンクリート塗り調フランス壁(フランス漆喰)の施工を行いました。

その前に・・・フランス漆喰(フランス壁)とは?

南フランスで採れる自然の石(石灰石)をベースにつくられた人にも環境に優しい塗り壁材です。
ある時、古代ローマ人は熱と水、そして空気の働きによって身の回りにある石灰石が変化する事を発見。そこから、漆喰(しっくい)や石膏(プラスター)といった壁材料が発明され、数々の古代文明が堅牢な建物を建て、室内を装飾することになります。こうした、自然素材・天然素材を取り入れた塗り壁が南仏プロヴァンス地方で数世紀に亘り伝わる中で、フランス漆喰(フランス壁)と呼ばれるようになったようです。

使うのはセニデコ社の『セニベトンハイブリッド』を玄関袖壁部分とキッチンカウンターに施工します。

作業手順は・・・
下地調整と撹拌→塗り(1回目)→塗り(2回目)→塗り(3回目)→押さえ・パターン付け→コテで磨く→ペーパーサンダー磨き→トップコート(下塗り)→トップコート(上塗り)→完成!

素材の持つ独特の風合いと左官職人の手仕事で出る味わいが相まって、良い質感!壁紙やクロスでは表現できない雰囲気がとても素敵に出ました。

4月22日(土)・23日(日)に完成見学会を開催予定です。みなさんもこの質感を体感しにお越し下さいませ。