点検してますか?@住宅用火災警報器
2024.04.23
交換の目安は10年です
慣れ親しんだものの名称が変わると新しい呼び名に慣れるまでに時間がかかりますね。TポイントのことをVポイントってスマートに呼べるかしら…また、知らないうちに名前が変わっていたってこともありますよね。いつからウィダーinゼリーから“ウィダー”が取れたんでしょうか?
こんにちは、設計の森です。
静岡県では平成21年(2009年)には全ての住宅への住宅用火災警報器の設置が義務化されています。
住宅用火災警報器とは火災により発生する煙を感知し、音や音声で火災の発生を知らせてくれる機器で、寝室と寝室がある階の階段上部に設置します。
正常に作動するかどうか、定期的な点検が必要です。本体のボタンを押すか、紐を引くと警報音と「火事です」という音声が流れます。ほとんどが電池式のものですので、作動しない場合は電池が切れているか本体の故障が考えられます。また、センサーの部分が汚れていたり、ホコリが入ると誤作動を起こす場合があるのでお掃除を行いましょう。
電池の寿命は10年といわれています。設置後10年を目安に交換をしましょう。
住宅火災による死者は就寝中の逃げ遅れが最も多く、住宅用火災警報器が設置されている場合は設置されていない場合に比べて死者数が半減したというデータがあります。寝室へ設置するのはそのためです。
義務化とはいえ罰則があるわけではありませんが、大切な家族とご自身のために定期的にチェックをしてみてください。