こんにちは、設計の中山です。
自宅近くで住宅の建築準備をしている場所があり、分譲住宅が建つ予定だという話を聞きました。

着手に伴い電気工事をする関係で、事前に「停電のおねがい」が電気会社からはハガキ・工事関係の方からは直接挨拶があり、平日の午前中数時間、自宅含めて周辺が停電になるという事がありました。

 

そういう時は‘いざ停電に備えて何をどうしたらよいか’の準備は必要ですよね。でも、多忙な日々を送っているとそれも直前になってしまうものです。電気会社から届いたハガキをよく見ると、有難いことに「停電前後の確認」という記載が!実施や留意する内容が書いてありましたので、それに沿ってやってみました。

まず、電子レンジやテレビ・レコーダーなど故障防止のためにプラグをコンセントから抜きました。

続いて・・・ソーラーパネルを屋根に搭載しているので発電している間は室内のパワーコンディショナ(以下パワコン)の切り替えで停電用コンセントが使用可能!

取扱説明書を見ながら自立運転に切り替えて冷蔵庫はそのコンセントで電気を確保しました。

問題はエアコン。
室内犬を飼っていて暑い時期もあって日中はずっと運転状態。エアコンも精密機器なので故障防止のためにコンセントからプラグを抜いたほうが良いとされていましたが、犬のために抜かない選択も考えましたが、自動復帰しない・・・(後に遠隔操作できる事に気づきました)プラグを抜く事と犬の暑さ対策をすることにしました。
蓄電池をつけるとエアコンも自立運転可能になるので、将来的に考えたいと思いました。

ちなみに電気会社からのハガキに記載はありませんでしたが、トイレもオート洗浄だったので手動レバーの位置を確認。

最近ではタンクレストイレのお宅の方は、洗浄レバーの位置や排水方法を確認した方がよいですね。

数時間の停電・送電後はソーラーのパワコンを自立から連系運転に変え、冷蔵庫のコンセントを差し替え等して無事に終えました。

今回は事前に分かっていた事なので準備等できましたが、災害となるとそうはいきません。そのためにもあらかじめ備えや確認は重要だと実感!みなさまもご自宅の確認をしてみてくださいね。