防水施工のポイント@浜松市中央区S邸
2025.06.10
雨漏りを防いで長持ちする家に
片手で31まで数える方法を覚えました。グーの状態がゼロで親指から順番に開いていく数え方ですが、小指を曲げて薬指を開く状態の9、11、13、15は形が保持できません。小指を曲げるとどうしても薬指も一緒に曲がってしまいます。結局、片手で数えられるはずが、補助的にもう片方の手も使って両手で数えています。
こんにちは、設計の森です。
浜松市中央区S邸では順調に工事が進んでいます。
建物の瑕疵で多いのが雨漏りです。雨漏りを防ぐために防水関係の施工は特に慎重に行います。雨漏りというと屋根をイメージするかもしれませんが、屋根以外にも雨漏りのリスクはあります。
開口部に先張り防水シートを施工し、サッシを取付けます。サッシ部分は雨水の侵入リスクが高い部分ですので防水性能を向上させます。
外壁下地に透湿防水シートを施工します。透湿防水シートは外壁の防水と通気を両立させるもので、外部からの雨水の侵入を防ぎ建物内部を保護する防水機能と室内で発生した湿気を外へ逃がし内部結露を防ぐ透湿機能があります。
換気扇や電気配管のための管が貫通する部分も専用の防水部材や防水テープを施工します。適切な材料と丁寧な作業で雨水の侵入を防ぎます。
防水施工は建物を長期間守るために欠かせない重要な工程です。適切な材料選定と丁寧な施工を行うことで、雨漏りや劣化を防ぎ、快適な住環境を維持できます。お引渡し後も定期点検で伺い、適切なメンテナンスをご提案していきます。