浜松周辺で今後注文住宅を建築する予定の方はいらっしゃいませんか。
そのような方は住宅価格が高騰するのかどうか気になっているでしょう。
そこで今回は、今後住宅価格は高騰するのかについて解説します。
また、家を建てるタイミングはどうするべきかについても解説するので、ぜひお役立てください。

□今後住宅価格は高騰するのか?

日本では昨年の2021年から住宅関連の物価が上昇し始めています。
その中で代表的なものを挙げると、ウッドショックと呼ばれている輸入木材の価格高騰です。

これは新型コロナウイルスの影響で世界中にテレワークが普及したことから、アメリカや中国などで木造住宅の需要が高まったことが原因と言われています。
木材の需要が大幅に向上したことにより、木材の国際価格が上がり、日本の木造建築費も上がっています。

また、給湯器の価格も上昇しています。
大手給湯器メーカーがベトナムの工場で給湯器の部材を生産していましたが、新型コロナウイルスの影響で工場を停止したことから、部材が調達できなくなりました。
その結果、給湯器の価格も上がってしまったのです。

さらに、ウクライナ情勢も加わったことから、さまざまな物価が上昇する可能性があると言えるでしょう。

□家を建てるタイミングはどうするべきかについて解説!

ここからは家を建てるタイミングについて、3つの観点から解説します。

1.生産緑地問題
2022年、生産緑地の指定解除が集中すると言われており、多くの不動産が売りに出される可能性があります。
不動産の売却時期が集中してしまうと需要と供給のバランスが崩れ、地価が下がる可能性があります。

ただし、2022年の生産緑地問題は1992年より制度を採用している大都市圏が該当します。
浜松市では政令指定都市となった2007年より生産緑地制度が導入されているため、ここで言う生産緑地問題が起こるのは早くても2037年となります。

2.住宅ローン控除
令和4年度の税制改正大綱にあるように、住宅ローン控除が1.0%から0.7%に引き下げられます。
ただし、控除率を下げるだけではなく、制度自体を令和7年の入居分まで4年間延長しています。

控除率は下がってしまいますが、制度自体は猶予されたのでポジティブにも受け取れます。
引き続き控除自体は受けられるため、家を建てるのに良いタイミングと言えるでしょう。

3.金利
家づくりを行う上で「金利」も重要なポイントになってきます。
ここ20年以上低金利が続いており、注文住宅を建築する際に全期間固定金利を選べば、現在と同じ低金利で住宅ローンを返済し続けられます。
低金利政策は今後も続くと予想されるため、2022年も家づくりを行うには良いタイミングと言えます。

□まとめ

今後も住宅価格は上がると思われますが、現在は低金利で住宅ローンを借りられるため、家を建てるには良いタイミングとも言えます。
近々注文住宅を建てたいという方は、低金利が続いている間に注文住宅を建てると良いでしょう。
浜松で注文住宅をお考えの方は是非参考にしてみてください。