こんにちは。工事部の奥山です。

先日、浜松市内のとある「学校」様より

「体育館のステージの床面の補修」のご相談をいただきました。

早速、見に伺うと・・・築50年近く経っている建物なので、材料も工法も現在とは異なっています。

床下を確認すると・・・

なんと、根太(床材を支える材木)に床材が直に「のって」いるだけで床板の端部は周囲の板にはめ込んであるだけでした。

床全体を張替えするとか、既存の床の上に増し張りをするのであれば、まだ簡単でしたが、

今回は「破損部分にのみ」補修(取替)との御意向でしたので、各業者さんを伴い、事前に入念に現状調査をしてから工事を進めました。

 

まず、破損部分を床から切り取ります。

下地の位置もあるので、床上と床下で確認しながらの作業になります。

 

次に、頑強にするために合板と木材を組み合わせた下地をつくり床下に取付ます。

床上から見ると床板を支える下地が出来ました。

そこに高さを調整するためのベニヤ板を貼り付け

最後に無垢のフローリング材を張り付けます。

(色は、数十年間に既存部分が経年劣化で「変色」しているためです。・・・念のため)

 

他の部分も同様に修繕完了。

弊社としても教育施設の工事を通して、地元に社会貢献が出来て嬉しく感じています。