お客様にいただいた缶の抹茶ラテがおいしくて、はまってしまいました。スーパーやコンビニでもペットボトルで販売されているのを知り、必ずチェックして購入してしまいます。
こんにちは、設計の中山です。

掛川市N邸の基礎が完成しました。

次の工程は基礎内断熱工事になります。(外気に接する基礎の内側を断熱材で覆う)
床下の断熱方法は大きく分けて床断熱工法と基礎断熱工法があり、基礎断熱工法も内側・外側に施工する方法があります。
なぜN邸は基礎内断熱工法なのか・・・それは導入する換気設備と関係があります。

N邸は床下設置型の「24時間全熱交換型換気システム sumika」を設置します。(下図参照)

まずはsumikaの給気の仕組みを簡単に説明します。(青い矢印が給気の流れ)
外気を取り込む際にフィルターを通った空気は熱交換器を通ります。その際に室内の空気エネルギーを再利用して、室内に近い状態に引き上げられます。その空気はダクトを通らず床下空間に放出されます。その新鮮でキレイな空気は部屋の床面に取付けた室内給気口から給気されます。

そして基礎(床下)について・・・
外周部は外気の影響を受けやすく、基礎の中央部は一年を通じて温度変化が小さいといった特徴があります。

上記2つを踏まえて
外気の影響を受けにくくし床下の温度や湿度を安定させ、室内に近い状態の快適な空気を床下から室内給気するために基礎内断熱が必須という訳です。
基礎外断熱よりも断熱効果は劣りますが、シロアリ被害を受けにくい事も必須要因なのかもしれません。

お分かりになりましたか?

来週、とうとう上棟を迎えます。秋らしく過ごしやすい日になると良いですね。