注文住宅を検討中の方に向けて!気密性の重要性をご紹介します
2021.02.25
家づくりのお役立ちコラム
注文住宅を検討中の方で、高気密な家という言葉を耳にしたことがある方はいらっしゃいませんか。
聞いたことはあるけれど、どのような家なのかはわからないという方も多いでしょう。
そこで今回は、気密性について浜松の建築会社がご紹介します。
注文住宅をご購入の際に参考にしていただければ幸いです。
□高気密な家とは
従来の住宅はどうしても住宅の壁や屋根の間に隙間が空きます。
このような隙間から外気と室内の空気が行き来することによって、夏には外の熱い空気が、冬には冷たい空気が部屋の中に入ってきます。
室内の空気も外に流れてしまうため、冷房や暖房をつけても効きが悪くなるでしょう。
ここで重要なのが住宅の気密性です。
高気密な家とは、断熱材や防湿シート、気密テープなどを用いて住宅の隙間をできるだけなくした住宅のことを指します。
高気密な住宅を実現できれば、冷暖房が効きやすくなり、1年中快適な気温で過ごせるでしょう。
□気密性が重要である理由とは
ここまで、注文住宅における気密性についてご紹介しました。
では、気密性が重要である理由は何なのでしょうか。
3つの理由をご紹介します。
1つ目の理由は、省エネルギーで住宅の温度を快適に保てるからです。
先ほどもご紹介したように、気密性が低いと、夏は蒸し暑く冬は寒い住宅になるでしょう。
気密性を高めることで過度に冷暖房をつけなくて済み、電気代の節約にもつながります。
2つ目の理由は、断熱性能の低下を防げるからです。
注文住宅についての情報を集める上で、断熱性能についても聞いたことがあるのではないでしょうか。
断熱性能を高めることで外の熱を伝わりにくくし、快適な室内環境を実現しやすくなります。
しかし、たとえ断熱性能を高めていても、気密性が低いと効果が薄れます。
3つ目の理由は、壁内結露(壁の内部が濡れる)を防げるからです。
特に冬は外が乾燥しているのに比べて、住宅内では大量の湿気が発生します。
住宅に隙間があると、隙間から壁の中や床下に湿気が流れ込み、壁や柱を腐らせる原因となります。
住宅の耐用年数を伸ばすためにも、気密性を高めておくと良いでしょう。
□まとめ
今回は注文住宅を建築する際に気密性を高めることの重要性をご紹介しました。
気密性を高めることで、省エネや節約、耐用年数を伸ばすことにつながることがわかっていただけたのではないでしょうか。
当社では注文住宅の建築を行っています。
浜松で注文住宅をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。