注文住宅の予算の決め方が分からずに困っている方はいらっしゃいませんか。
注文住宅の新築時に最も重要でかつ最も難しいのが資金計画です。
ここでは、注文住宅の予算の決め方や、予算がオーバーしてしまった時の対処方法について解説します。

□注文住宅の予算の決め方

注文住宅を新築する上でその費用を、多くの人は自己資金と住宅ローンによってまかないます。
自己資金は多ければ多いほど住宅ローンで支払う総額を減らせますが、生活に支障が出ない範囲で行いましょう。
せっかく注文住宅の建築をしても、金銭的に苦しい生活になってしまうのはよくありません。

たとえば、貯金の全てを自己資金に充てるようなことはやめましょう。
怪我や事故など万が一の出費が発生するリスクを考え、緊急事態に対応できるだけの現金は保有しておくことが賢明です。

住宅ローンの借入額の基準としては、年収のうちローンの返済に充てる比率が2割~3割程度になることが目安になります。
これを返済比率と呼びますが、たとえば年収500万円の方であれば返済比率が20%で2780万円の家を建てられます。

年収が400万円の方であれば、400万円に0.2をかけて年間返済額が80万円となります。
そして、これをさらに12で割れば1ヶ月あたりの返済額は6万7000円ほどだと算出できます。
もちろん、この返済比率は個人のリスク許容度によって変わってくるものです。

実際、金融機関によるローンの審査でも、借り入れる人が問題なく返済できると判断された場合は審査が通ります。

□予算がオーバーした時はどうしたら良いのか?

多くの人は、注文住宅の新築時に予算をオーバーしてしまいます。
予算を削減するためには設備機器などをコストカットすることをおすすめします。
トイレやキッチン、バスルームなどは最高グレードのものでなくとも標準的な価格帯のものでも十分な機能は備わっています。
こうした部分はグレードダウンさせる対象となります。

逆に、住宅を支える柱や梁についてはお金を出し惜しむべきではありません。
家の基幹部分は耐震性などそこに住む人の安全性に関わる問題です。
コストパフォーマンスの観点からも、細かい設備機器に投資するよりもはるかに重要です。

□まとめ

注文住宅の予算の決め方や、予算がオーバーしてしまった時の対処方法について解説しました。
住宅ローンの審査を無事に通るためにも、注文住宅の新築後に無理のない生活をするためにも、適切な資金計画を立てましょう。
浜松で注文住宅をお考えの方は是非参考にしてみてください。