浜松市の木造住宅耐震補強工事補助金を活用して安心な住まいへ!
2025.05.26
家づくりのお役立ちコラム
日本は地震が多い国であり、特に木造住宅に住んでいる方にとって耐震対策は気になるところです。浜松市では、こうした住まいの安全を支援するために耐震補強工事の補助金制度を設けています。補助金を活用すれば、費用負担を軽減しながら住宅の耐震化を進めることが可能です。「どのような住宅が対象になるの?」「最大でいくら補助されるの?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。この記事では、浜松市の耐震補強補助金の概要、申請のポイントについて詳しく解説します。
浜松市の耐震診断・耐震改修の支援事業とは?
浜松市では、地震による木造住宅の被害を防ぐため、「専門家による無料耐震診断」と「耐震補強計画の策定・耐震改修工事」に対して補助制度を設けています。
- 専門家による無料耐震診断
住宅の耐震性能を評価するために専門家による耐震診断が無料で受けられます。
対象となる住宅は、昭和56年(1981年)5月31日以前に建築された木造住宅で、1件につき1回限りの診断となります。
- 耐震補強計画の策定・耐震改修工事補助金
耐震診断の結果、補強が必要と判断された場合、補強計画の策定と耐震改修工事の費用に対して補助金が受けられます。
補助額は対象事業費の8割、補助額上限は100万円です。高齢者のみが居住する住宅等、条件に該当する場合は上乗せ分として20万円の加算があります。
補助を受けるための注意点
耐震補強工事の補助制度を利用する場合は、事前に申請手続きが必要になります。手続きをする前に工事契約を進めてしまうと補助が受けられませんので注意が必要です。また、補強計画の作成は資格を持った者が行い、耐震補強工事を行う施工者は登録されている事業者でなければなりません。浜松市のホームページで『補強計画作成者名簿』と『登録施工事業者名簿』を公開していますので参照すると良いでしょう。
まとめ
浜松市の耐震補強補助金を活用することで、費用負担を抑えながら住宅の安全性を向上させることができます。耐震診断を受けて現状を把握し、適切な補強工事を計画することで、地震に強い安心な住まいを手に入れましょう。